2008年4月2日水曜日

株式72

また銀行系証券会社では、[[2000年]]に当時[[みずほフィナンシャルグループ]]傘下だった[[第一勧業銀行]]、[[富士銀行]]、[[日本興業銀行]]([[2002年]]に3行は[[会社分割分割]]・[[企業合併合併]]し、[[みずほ銀行]]、[[みずほコーポレート銀行]]となった)のそれぞれの証券子会社が合併した[[みずほ証券]]が法人に特化した営業を行ったり、[[2005年]]に三菱証券と[[UFJつばさ証券]]が合併した[[三菱UFJ証券]]が投資銀行ビジネスを拡大・注力するなど、日本でも狭義の投資銀行という業態が活躍するようになっている。
日本の法人向け銀行(日本興業銀行や[[日本長期信用銀行]](現・[[新生銀行]])など)は、事業の大部分を法人への融資に頼っており、投資銀行業務を行なっているとは言いがたかった。しかしながら、企業の負債圧縮が進行し銀行融資に対する需要がなくなっていく中、みずほコーポレート銀行、みずほ証券は資産流動化や財務アドバイザリー業務などの投資銀行業務を積極的に手がけるようになり、みずほFGの利益の9割近くをたたきだしている。しかし、欧米の金融機関と比べるとまだまだ収益率が低く、リスクテイク能力・リスク管理能力の弱さを指摘されている。