2008年3月21日金曜日

先物9

'''先物取引'''('''さきものとりひき''')とはいわゆる[[デリバティブ]](金融派生商品)の一つで、価格や数値が変動する各種[[商品]]・[[指数]]について、未来の売買についてある[[価格]]での[[取引]]を約定(やくじょう)するものを言う。対義語は[[現物取引]]。[[1531年]]に[[ベルギー]]で世界初の先物取引市場が開設される。[[1730年]]には世界初の公設先物市場、[[堂島米会所]]が誕生する。
==概要==本来は、価格変動の影響を避けるための手段([[リスクヘッジ]])として利用されるが、価格変動を利用して利益を得るスペキュレーション(投機)取引というものがあり、以下のような場合に、その差額を利益として得ることが出来る。* 今後の価格の上昇を予想して商品を購入し、実際に商品価格相場が上昇して売却した場合。* 今後の価格の下落を予想して商品を売却し、実際に商品価格相場が下落して買い戻しを行った場合。
現物を持ち寄らずに、紙上や電子的に取引を行うため、市場(いちば)よりも大規模な取引を行なうことが可能で、商品を取引する上での世界的な価格指標となる。