2008年3月29日土曜日

株式34

日本の株式市場における株価の決定方式は大きく二つに分けることができる。一つはオークション方式といい、売買当事者が希望する価格と数量を[[証券取引所]]に告げることにより、証券取引所側で約定を行うもので、日本では一般に使用されている決定方式である。もう一つは[[マーケットメイク]]方式といい、[[マーケットメイカー]]となった証券会社が、確実に成立する気配値を出して売り方と買い方を募るもので、日本ではごく一部の[[銘柄]]において採用されている方式である。
株価の変動を把握するために作成する図のことを[[罫線表]](チャート)と呼び、その主なものとしては[[ローソク足]]や[[一目均衡表]]などが挙げられる。また、個別の銘柄の株価ではなく、特定の市場全体の動向を把握するために複数の株価を元に算出した値が[[株価指数]]であり、[[東証株価指数]](TOPIX)や[[日経平均株価]]、[[毎日新聞]]による[[日本株30]]などが有名である。