2008年4月2日水曜日
株式80
そのような状況の下1929年10月24日10時25分、[[ゼネラルモーターズ]]の株価が80セント下落した。下落直後の寄り付きは平穏だったが、間もなく売りが膨らみ株式市場は11時頃までに売り一色となり、株価は大暴落した。この日だけで1289万4650株が売りに出されてしまった。ウォール街周囲は不穏な空気につつまれ、警官隊が出動して警戒にあたらなければならなかった。シカゴとバッファローの市場は閉鎖され、投機業者で自殺したものはこの日だけで11人に及んだ。この日は[[木曜日]]だったため、後にこの日は「'''暗黒の木曜日'''(Black Thursday)」と呼ばれるようになった。翌[[10月25日25日]]金曜の13時、ウォール街の大手株仲買人と銀行家たちが協議し、買い支えを行うことで合意した。このニュースでその日の相場は平静を取り戻したが、効果は一時的なものだった。週末に全米の新聞が暴落を大々的に報じたこともあり、[[10月28日28日]]には921万2800株の出来高でダウ平均が一日で13%下がるという暴落が起こり、更に[[10月29日]]、24日以上の大暴落が発生した。この日は取引開始直後から急落を起こした。最初の30分間で325万9800株が売られ、午後の取引開始早々には市場を閉鎖する事態にまでなってしまった。当日の出来高は1638万3700株に達し(これは5日前に続く記録更新であり、以後[[1969年]]まで破られなかった)、株価は平均43ポイント(ダウ平均で12%)下がり、