== 概説 ==市場第一部・市場第二部・新興企業向けの[[ヘラクレス (有価証券市場)ヘラクレス]]・[[日経225先物]]市場などがある。
諸[[藩]]の[[蔵屋敷]]があった[[江戸時代]]の[[大阪大坂]]の米穀取引所を起源に、[[五代友厚]]らが発起人となって設立された大阪株式取引所が前身である。なお、[[堂島米会所]]で行われた帳簿上の差金の授受によって決済を行う「帳合米取引」が、世界で最初の[[商品先物取引]]と言われる。この伝統から、大証は指数先物・オプション市場において重要な地位にあると言える。具体的には、日経225先物等、大証の株価指数先物の日本における取引シェアは約60%を占め、同オプション取引においてはほぼ100%を占めている。株券オプションにおいても、約85%のシェアを誇っている。またデリバティブ取引の売買高ランキング(2007年)では大証は世界22位であり、30位の[[東京工業品取引所]]や33位の[[東京金融取引所]]、36位の[[東京証券取引所]]などを抜いて日本では最も上位にある。
[[上場投資信託]](ETF)の上場にも意欲的で、日本で始めて株式以外の商品を対象にした金ETFを、2007年8月10日に上場し、同年10月23日には、[[上海証券取引所]]に上場している主要50銘柄の株価で算出する上証50指数に連動する海外[[株価指数]]連動型ETFを上場する。海外の株価指数に連動するETFの日本国内上場はこの例が最初となる。
大阪証券取引所自身が株式を[[ヘラクレス (有価証券市場)ニッポン・ニュー・マーケット-ヘラクレス]]に[[上場]]している([[証券コード]]:8697)。