2008年3月21日金曜日

先物4

日本の商品先物市場は、他の国とは違って個人投資家による[[投機]]取引が大部分を占め、それにより投資家とのトラブルや市場機能の未熟さが指摘されてきたが、[[貴金属]]市場や石油市場の拡大とともに近年は[[商社]]をはじめとする機関投資家の取引が急増している。この結果、石油製品などの実需取引においては、商品先物市場の価格が指標として活用されるなど、日本の産業インフラとしての機能を発揮しつつある。また、[[白金]]や[[ゴム]]などの商品では[[東京工業品取引所]]が世界最大規模の出来高を誇り、世界的な指標価格を形成している。