'''生命保険'''(せいめいほけん)とは、[[人間]]の[[生命]]や傷病にかかわる損失を保障することを目的とする[[保険]]で、契約により、死亡などの所定の条件において保険者が受取人に保険金を支払うことを約束するもの。'''生保'''(せいほ)と略称される。
日本では生命保険会社がこれを行っている。また、これとほぼ同様の商品として、[[日本郵政公社]]の[[簡易保険]](現在は[[かんぽ生命保険]])や、[[農業協同組合農協]]や[[生活協同組合生協]]などの[[共済]]事業の中で「生命共済」の名称で取り扱われているものがある。
[[損害保険]]の扱う[[傷害保険]]に似ているが、損害保険の要件とされる「急激・外来」の条件に拘束されない点で異なる(但し、特約として傷害保険を含む場合もある)。生命保険は、一般に(出生直後などを除けば)年齢とともに高まる病気や死亡の危険を保障するための仕組みであって、外来の事故のみを保障する[[傷害保険]]とは技術的根拠が本質的に異なっている。