2008年3月29日土曜日

株式30

本来は[[新株予約権]]と同義であるが、カタカナでストックオプションと書く場合には、Employee Stock Optionsをさすものとして、以下の意味で用いられることが多い。
'''ストックオプション'''とは、[[会社]]([[企業]])の役員や従業員が、一定期間内に、あらかじめ決められた価格で、所属する会社から自社[[株式]]を購入できる権利をいう。
[[株価]]が上がれば上がるほど、社員や役員が得られる利益も大きくなるため、業績に貢献した役員らのボーナス([[賞与]])として利用する企業が多い。
[[1997年]]、[[商法]]改正により日本企業への導入が全面解禁され、外資系企業の子会社日本法人等を中心に、親会社の株式を対象としての導入が相次いだ。
==導入のメリット==ストックオプション制度には、賞与を現金で支払う場合に比べて、以下のようなメリットがある。*手元に現金がある必要がない。このため、財務の余裕がなくても人材を集められる。*株価に基づく報酬体系である。このため、指標が明確であり、また会社(株主)の目標と従業員の目標の間にズレが生じない。*株価が上昇基調にある限り、従業員の忠誠心やモラルの向上が期待できる。*税務上のメリット