民間の保険は、[[生命保険]]と[[損害保険]]、疾病(しっぺい)保険などのいわゆる[[第三分野保険第三分野の保険]]の三つの業態に分かれている。保険期間は、生命保険が数年~終身と長期にわたり、貯蓄的な性格を持つものがほとんどであり、損害保険は一日~一年程度の短期の掛け捨てのものが多い。両者の中間的位置付けである第三分野の保険期間は、一年~終身であるものが多い。
民間の保険会社は、[[保険業法]]による免許事業制であり、生命保険業免許を持つ生命保険会社と、損害保険業免許を持つ損害保険会社が存在する。第三分野の保険は、両者とも取り扱う。
上記の保険に似たものには、主に[[生活協同組合]]や[[農業協同組合]]などの[[協同組合]]組織による「'''[[共済]]'''」もある。この[[共済]]のうち、主務官庁を持たない、いわゆる無認可共済については、2005年に[[保険業法]]が改正され、将来的に保険会社または[[少額短期保険業者]]のいずれかに移行することが義務付けられている。